我が家の子どもは現在年中さんと小学2年生。
今までは夫婦2人でのんびりと暮らしてきましたが、子どもが生まれると、将来の教育資金のことや、習い事や塾代など、お金のことが不安になってきました。
我が家がどうやって教育資金をためているのか、学資保険に入るのをどうしてやめたのか、運用中のジュニアNISAの現在の資産残高も赤裸々に公開しながら説明しています。
子どもの教育資金をどうためたらいいのか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
そもそも学資保険って?
学資保険は、子どもの教育資金を準備するための貯蓄型保険。
毎月保険料を支払い、契約時に決めたタイミングでお祝い金や満期保険金を受取れます。
学資保険のメリット
保険料払込免除がついていて、親が亡くなった場合、払い込みをストップしてもらえる。保険金は満額でる。→親に万が一のことがおきても、子どもの教育費はしっかり確保できる。
半強制的にお金が貯められる
親が契約者の保険で、満期保険金は学費にあてなくても自由に使える。使用用途が自由。
学資保険のデメリット
一般的に学資保険は返戻率が高くないので、お金を増やすことは期待できない。多くの場合、払い込んだ金額と受け取れる金額が、ほぼ同額。
途中で解約した場合には、受け取れる保険金の額が払い込んだ保険料の額より少なくなる可能性もある。
親に万が一のことがおきても、子どもの教育費が確保できるのは大きなメリットだけど、
返戻率が高くないことがネックだなぁ。
もっと効率的に貯められないかなぁ。
ジュニアNISAと学資保険、教育資金をためるならどっち?
ジュニアNISAは、日本に住む、0歳から19歳までの未成年者が利用できる非課税投資制度のこと。
年間80万円までの枠内で株や投資信託、積み立てなどできて、利益が非課税になります。
ジュニアNISAは「投資」で、学資保険は「保険」です。
投資なので元本割れの可能性はありますが、積み立て投資をすることでリスクを減らすことができます。
我が家がジュニアNISAで教育資金を準備することに決めた理由3つ
大きく資金を増やしたい!学資保険の返礼率の低さが気になったため
学資保険の返礼率は、満期まで預けたとしても、私が調べた時は最大で105%でした。18年間預けて5%しか増えないのはちょっと少ないなぁと思いました。
投資は増える保証はありませんし、知識をつけないと怖いなと思うかもしれませんが、きちんと勉強をすればお金を大きく増やせる便利な手段だと思います。学資保険の返礼金より大きく増やせると感じたので、学資保険ではなくジュニアNISAで運用してみることにしました。
変額保険に入ることで万が一の時にも備える
学資保険は親に万が一のことがおきても、子どもの教育費が確保できるというのがメリットですが、それは別の保険に入ることでカバーしました。
いろいろ調べた結果、我が家には変額保険があっていそう‥!と考え、夫婦それぞれ変額保険に入りました。
こちらは毎月決まった保険料を支払い、その金額を運用してもらって大きく増やす、という保険です。保険としての機能もあるので、万が一のことがあったら保険金が下りて安心ですし、満期時には運用実績に応じた満期保険金が支払われます。
2024年以降はいつでも払い出しが可能
ジュニアNISAは基本的に18歳より前は引き出すことができない制度だったのですが、
制度の変更により、引き出し制限が解除されていつでも払い出しが可能になりました。
とはいえ、お金が途中で必要にならないのなら、ジュニアNISAの資産はなるべく保有し、子どもが18歳になるまで運用していくのがおすすめです。長く投資を続けるほど、複利の効果でお金を増やせると考えられているからです。
ただ、教育資金や突然の事態などで途中で引き出したい!と思ったときにも、2024年以降はいつでも引き出せるので、例えば、塾代や習い事、中学や高校の受験、進学などのためにもジュニアNISAのお金を使いやすいですよね。
学資保険では、基本的に解約しなければお金を引き出せないので、ジュニアNISAの方が自由度も高くて使いやすいなと思いました。
現在の我が家の運用状況を公開
ジュニアNISAの引き出し制限が解除されて、使い勝手がよくなったので、我が家も口座開設することにしました。
2022年の11月に書類を請求して、申請しましたが間に合わず、2023年分からの運用です。
私が投資しているのは
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
毎月5万円*12ヶ月=60万円
その他は余裕がある月や、日経平均株価が下がって、今買い時!と思ったときに、残りの20万円をちょこちょこスポット購入する計画です。
2023年1月〜4月まで投資した額は20万円
現在の評価額は22万円ちょっとで、利益は+10%越えです!既に学資保険の返礼率を大幅に超えていていい感じです。
ジュニアNISAに入れているお金は、なにもなければ子どもが大きくなるまで運用する予定です。
10年後、資産が大きく増えているといいな
▼ジュニアNISAについてはこちらで詳しくかいています。
確実性を重視する人には学資保険のがあっているかも
こんなおすすめなジュニアNISAですが、もちろん合わない人もいると思います。例えば、確実性を重視する人には学資保険がおすすめです。
学資保険は、契約する時に、毎月の支払い額や受取額、受け取り時期を決定するので、資金の計画が立てやすいです。
学資保険が向いているのは?
- お金は増えなくてもいいから、リスクは取りたくないという人
- 運用はやりたくない人
- 毎月強制的にお金を貯めたい人
- 手元にお金があると使ってしまうので、別枠で確保しておきたい人
自分の家庭にあった方法でしっかり貯めていきたいですね!
この記事が参考になったら嬉しいです。